たてがみの立派なライオンが草原を歩いていると、シマウマの群れを見つけました。
シマウマたちはライオンを見て、一目散に逃げ出します。
ところが、そのシマウマの中に一匹の若いライオンが混じっていていました。
驚いたことにその若いライオンも、たてがみのライオンを見てシマウマと一緒に一目散に逃げるで
はありませんか。
たてがみのライオンは、「いったいあの若いライオンは何をしているんだ?」 と驚き、
その若いライオンを追いかけて捕まえました。
若いライオンはぶるぶる震えて、自分は食べられてしまうと恐怖に恐れおののいています。
たてがみライオンは若ライオンに言います。
「いったいおまえは何を恐れているのだ。お前はライオンで、シマウマではないんだぞ!!」
それでも若ライオンは信じません。
たてがみライオンはその若ライオンを湖のほとりに連れて行き、
水に映る姿を見せると、驚いたことに、そこにはシマウマではなく、立派なライオンの姿がありました。
そこで、若ライオンは、自分はシマウマではなくライオンなんだって気づいたのでした。
本当の自分は誰?というお話ですよね。
私たちもどうなんでしょうか?
本当の自分を知りたい・・・方はこちら♪