風の花 アネモネ

アネモネの名はギリシア語のアネモスAnemos(風)に由来します。
風に吹かれて飛び散る花びらや綿毛のある種子から 風の名前がついたとのこと。
アネモネの花が大好きで、実家には春になるとアネモネの花が咲き乱れます。
春風が吹く季節に開花するので、春の使者です。
(写真のアネモネは、いつものお花屋さんで。)
南ヨーロッパ地中海沿岸が原産のお花です。
 
今日は、白い銀河の世界の橋渡しという日。
キーワードは、完全性 調和させる かたどる 死 等しくする 機会
 
アネモネにはギリシャ神話の言い伝えがあります。
美少年のアドニスのお話はよく聞きますが、今回はもう一つのお話を・・・。
 
アネモネは娘だったという説もあります。
花の神フローラは、花を咲かせる風の神ゼフュルスに愛されていると思っていました。
ところがゼフュルスが愛していたのは、フローラの侍女アネモネを愛していました。
それを知ったフローラは怒り、アネモネを追放してしまいます。
心優しいゼフュルスはアネモネとの諍いを避けるために、
仕方なくアネモネを花にしてしまったそうです。
 
アネモネと一緒にある写真の白い花は「ミラビー・フローラ」。
名前を知らずに惹かれて購入しましたが、今日の神秘的なシンクロでした。
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