ハレ暦の中にある
エッセイ「故読み」から
旬の話をお届けします。
昨日、11月2日は十三夜でした。
中秋の名月とされる十五夜(旧暦の8月15日)の後に巡ってくるので
「後(のち)の月見」と呼ばれます。
十五夜の月見は、中国から日本の宮中に伝わったとされますが
十三夜は、日本で始まったといわれています。
どちらか片方だけ見ることを「片見月」と呼んで、
不吉だとしました。
その所以は諸説ありますが
満面よりも少し欠けのあるものを愛でるというところに
日本らしさが見えます。
現代は、満点こそが良とすることが多いですが、
目線を少しずらし、不足あってこそ
「幸福感」や「満足感」が増すことを
体感していきたいものです。
次回からは、こちらに移行します。
https://note.com/1320_harekoyomi/n/nc2a4202a2946?from=notice











